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MP3は予想以上に多くの音声成分が失われている

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圧縮ファイルのMP3は、WAVなどの非圧縮ファイルに比べて容量が軽く、データ送信や持ち運びなどの点でメリットがあるため、一般的に広く利用されています。ファイルが圧縮されているMP3ですが、WAVに比べて、いったい何が失われているのでしょうか?その違いを知るために、MP3とWAVをカッティングして、聴き比べてみました。

多くの音声成分が失われてしまうMP3

音楽メディアsoundropeで、「オーディオフォーマットの聴き比べクイズ」を紹介したことがあるのですが、筆者がこのクイズでMP3とWAVを聴き比べてみたところ、なかなか違いはわかりませんでした。

オーディオファイルの聴き比べでは、音質の変化を認識するのは難しいのですが、Ryan Patrick Maguireの作品「moDernisT_v1」では、MP3へ変換した際に失われる音声をわかりやすく理解することができます。この作品は、スザンヌ・ヴェガの名曲「トムズ・ダイナー」をMP3に変換し、その際に失われた音声に若干の加工を加えて作られています。

原曲と聴き比べてみると、どのような音声が失われているのかを認識できますが、実際にこれほどの音声が失われているとは、とても驚きです。

レコードを作るならWAVファイルがおすすめ

それでは、MP3をダブプレートに収録すると、どうなるのでしょうか?MP3とWAVを使用してカッティングを行ってみたところ、オーディオファイルの聴き比べテストではわからなかった違いも、レコードでは歴然でした。

MP3を収録したレコードは、平面的で伸びのない音質になりました。一方、WAVを収録したレコードでは、アナログ特有の力強さが生まれ、オーディオファイルでは得られない、立体的な音に仕上がります。音に奥行きが生まれたからか、デジタルで感じる違和感がなくなり、聴いていて心地良さを感じます。

CUT&RECでは、WAVはもちろん、幅広いニーズに応えるために圧縮ファイルのM4aやMP4、そしてMP3の入稿にも対応しています。しかし、お伝えした通りの違いが生まれるため、オリジナルの楽曲を収録する場合は、可能な限りWAVファイルでの入稿をお勧めします。

また同じWAVファイルでも、サンプルレートやビット深度といったフォーマットの違いにより、レコードの音質が変化します。フォーマットの違いによる音質の変化については、soundropeの「マスター音源のフォーマットの違いによりレコードの音質はどう変化するのか?」という記事で、詳しく紹介しています。良質なレコード製作のために役立ててもらえる重要な情報かと思いますので、是非そちらもチェックしてみてください。

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